シテ島から『サン・ルイ島(île Saint-Louis)』へ渡って来ました。
観光地であるシテ島とは異なり、サン・ルイ島は高級住宅街にあたります。
サン・ルイ島にある『ベルティヨン(Berthillon)』はパリで人気のアイスクリーム店。
毎朝お店で作られるオリジナルのアイスクリームとシャーベットは種類も豊富で、日替わりのフレーバーと旬のフルーツで作られるシーズン限定のフレーバーもオススメだそうです。
トッピングで選べるホイップクリームも美味しいと聞き楽しみにしていたのですが、残念ながらこの日はお休みでした。
サロンが隣接しており、そちらではクラシックなアイスパフェもいただけます。
ここからマリー橋を渡り、フラン・ブルジョワ通りまで進みます。
ここを東へ進むとヴォヤージュ広場やヴィクトル・ユゴー記念館、バスティーユ広場が等の観光地があります。
目的地は西側なのですが、少し北へ寄り道します。
こちらは第3区に入ってすぐの場所にある『クレープリー・スゼット(Crepes Suzette)』というガレット店。
ガレットとはフランスの北西部の郷土料理で、そば粉の生地をクレープのように薄くのばして焼き、中に具を入れて正方形に折りたたむ料理。
具は肉、魚介、チーズ、卵、野菜、と色々な種類があり、当然メニューも豊富でした。
一番人気は3種類のチーズが入った『ピカソ』だそうですが、今回私が注文したのは『バルベット』というベーコンとじゃがいもとチーズが入ったガレットで、上にのっているのはサワークリームです。
外はパリッとしていて中はもっちり!
とても美味しくいただきました。
薄い見た目に反して食べてみると結構なボリュームなので、軽食の場合は2人で1枚でもいいかもしれません。
シェアしたい旨と伝えると、定員さんが取り皿とカトラリーをもう1セット持って来てくれます。
日本でいうところのクレープにあたる、デザート系のガレットももちろんありますよ!
こちらはピカソ美術館の傍にあるゴーフル店の『メール(Meert)』。
フランスの北にあるリールに本店があり、パリ市内にはここにしか支店がありません。
”ゴーフル”と言われて日本人が思い浮かべるのは、薄いクリームを格子模様の付いた薄い生地で挟んだ、軽くてパリッとしたお菓子かと思います。
でも、実はそれ和菓子なんです。
正確には和製洋菓子とでも言いますか、日本の和菓子店が洋菓子の材料を煎餅のように焼くことで考案開発したもので、本来のゴーフルとは少々違います。
こちらのお店の看板商品でもあるゴーフルは、ワッフルのようなやわらかい生地でクリームを挟んだものです。
クリームの種類は、バニラ、ラム・レーズン、ピスタチオなど、数種類あります。
ゴーフルは店員さんの後ろに並んでいるので、会計カウンターで注文し、箱や袋に入れてもらいましょう。
ゴーフルの他にも、店内にはキャラメルやクッキー等の商品も並んでいます。
お土産用に購入したのはこちらのクッキー。
ラッピングはもちろん、袋がとても可愛いです。
あまり日持ちがしないのでゴーフルは諦めましたが、常温保存可能なので、帰国日が近ければ買って行ってもいいかもしれません。
お土産用に可愛い箱に入ったミニゴーフルもありますよ。!
かつて貴族の館が立ち並んでいたマレ地区には、17世紀の歴史ある建物が多く残っており、他の地区とはまた少し趣が違います。
そんな建物が並ぶ地区ではありますが、ショーウィンドーを覗いてみると、古いものから新しいものまでとにかく個性的!
様々な雑貨店やブティック等が小路に並んでいるで、思うままにのんびりと探索してみるのも楽しそうです。
また、日曜日でもやっているお店も多いのでおすすめです。